IJCADのバージョンアップ方法をお探しですね。

IJCAD を利用している多くの設計者や管理者の皆様にとって、使っているソフトを常に最新で安定した状態に保つことはとても大切です。

2025年6月2日、システムメトリックス株式会社からIJCAD全製品を対象にした重要なアップデート版がリリースされました。

今回のアップデートでは、日々の設計作業で大問題となる「図面が保存できなくなる不具合」が修正されていて、対象となるすべてのユーザーは早めの更新が推奨されています。

この記事では、IJCADの最新バージョン情報から、あなたの環境に合わせた「アップデート(更新インストール)」と別バージョンへの「バージョンアップ(新規インストール)」の具体的な手順、そして失敗しないための注意点まで詳しく説明します。

最新の環境をきちんと整えて、大切な設計データを守りながら安心して作業を進めていきましょう。

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1. IJCADの最新バージョン情報:図面保存に関わる重大な不具合を修正

今回のIJCAD最新バージョンで一番重要なのは、設計者にとって致命的になりかねない「図面が保存できなくなる不具合」が修正されたことです。

具体的には、IJCADを使っている最中にネットワークが切れたり、USBドングルを誤って抜いてしまってライセンスが一時的に切れた時、特定の操作をすると作成中の図面データが保存できなくなってしまうという深刻なバグが解消されました。

さらに、特定のパソコン環境や使い方によっては、図面を保存しようとした時にソフトが突然落ちてしまう不具合も一緒に修正されています。

CADソフトで、時間をかけて作った図面が保存できない、あるいは保存中にクラッシュしてしまうというのは、それまでの作業がすべて無駄になってしまうということです。

こうしたデータが消えてしまうリスクを避けるためにも、今回の最新バージョンへのアップデートはすべての対象ユーザーにとって必須と言えるでしょう。

2. あなたのパソコンは対象?アップデートすべき製品とバージョンの確認

今回のアップデート対象となるのは、シングルライセンス、マルチライセンス、新USBライセンス(青いドングル)、そしてネットワークライセンス(RLM)と、ほぼすべてのライセンス形態を使っている環境です。

製品も汎用のIJCADだけでなく、機械設計用のIJCAD Mechanical、建築用のIJCAD Arch、電気設計用のIJCAD Electrical、建設・土木用のIJCAD Civilといった各種ソリューション製品もすべて含まれています。

また、バージョンについては「2022」から最新の「2025」までの各年式バージョンを使っている方が対象です。

つまり、ここ数年の間にIJCADを導入・更新した方のほとんどが該当すると考えていいでしょう。

まずは自分のパソコンで起動しているIJCADの画面上部やヘルプメニューから、今使っている製品名とバージョン番号を確認してみてください。

該当する場合は、次の項目以降で説明する手順に沿って、お使いの環境に合った更新作業を進める準備をしましょう。

3. 同じバージョン内の「アップデート」手順:更新インストールのやり方

今使っている年式と同じバージョンのままで、今回の不具合修正パッチを適用する場合の手順を説明します。

例えば「IJCAD 2025 SP0」から「IJCAD 2025 SP0.1」へ更新するようなケースはマイナーアップデートと呼ばれ、既存のソフトに上書きする「更新インストール」を行います。

この作業を進める時は、必ず開いている図面を保存して、起動中のIJCAD本体や関連するアプリケーションを完全に終了させておくことがトラブル防止の基本です。

更新インストールの具体的な手順としては、まずIJ Storeのユーザー向け管理ページ(Manageページ)にログインして、自分が使っているバージョンに対応した最新のアップデートプログラムをダウンロードします。

次に、ダウンロードした実行ファイルを右クリックして「管理者として実行」を選び、画面に表示される案内に従ってインストールを完了させてください。

設定やカスタマイズ内容は基本的にそのまま引き継がれますが、万が一に備えてプロファイルなどのバックアップを取っておくとさらに安心です。

・IJ Storeの管理ページにログインして、同じバージョンの最新アップデートプログラムをダウンロードする
・作業中の図面を保存して、起動しているIJCADや関連プログラムをすべて終了させる
・ダウンロードしたファイルを「管理者として実行」で開き、画面の指示に従って更新インストールを完了する

4. 新しいバージョンへの「バージョンアップ」手順:新規インストールのやり方と注意点

続いて、「IJCAD 2024」から最新の「IJCAD 2025」へとメジャーバージョンを上げる「バージョンアップ」を行いたい場合の手順を説明します。

先ほどのマイナーアップデートとは違って、年式の異なる新しいバージョンを使うには、既存のソフトに上書きするのではなく「新規インストール」を行う必要があります。

新しいソフトをゼロからパソコンに入れる形になるため、旧バージョンで設定していたカスタマイズ環境がそのまま自動で引き継がれることはありません。

バージョンアップを行う場合、まずIJ Storeの管理ページから新バージョン用のインストーラーをダウンロードして、新規インストールを実施します。

インストールが完了して新しいIJCADが正常に起動することを確認できたら、必要に応じて旧バージョンのプロファイル、CUIファイル、ハッチングパターン、印刷スタイルといった環境設定を手動で移行する作業を行います。

新しい環境での動作が安定して、すべての設計作業が問題なく移行できたことを確認できた段階で、パソコンの容量を空けるために不要になった旧バージョンをコントロールパネルからアンインストールするといいでしょう。

・IJ Storeから新バージョンのプログラムをダウンロードして、パソコンに新規インストールを行う
・新しいIJCADが正常に起動することを確認したら、旧バージョンで使っていた環境設定やカスタマイズファイルを移行する
・新環境での動作テストが完了して問題がなければ、不要になった旧バージョンをアンインストールする

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