IJCADのストレッチの使い方をお探しですね。
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IJCADの「ストレッチ」が失敗する原因は選択方法にあり!正しい使い方を覚えよう
IJCADで図面を描いていて、「図形の一部分だけ伸ばしたり縮めたりしたいな」というとき、すごく便利なのが「ストレッチ」コマンドです。
たとえば壁の長さをちょっと変えたいとか、機械部品の軸をもう少し長くしたいとか、設計変更があるたびに全部描き直すのは大変ですよね。
ストレッチを使えば、そんな手間がぐっと減ります。
ところが、実際に使ってみると「あれ?図形全体が動いちゃった」「変な形に崩れた…」なんてことになりがちです。
この記事では、そんな失敗をなくすために、ストレッチコマンドの「正しい選び方」を初心者の方にも分かりやすく説明していきます。
1. なぜストレッチがうまくいかないの?
ストレッチコマンドで一番つまずきやすいのが、図形の選び方です。
普通にクリックして選んだり、なんとなく枠で囲んだりすると、図形が伸びずにそのまま別の場所へ移動してしまうことがあります。
実はこれ、**選び方が間違っているから**なんです。
ストレッチコマンドには特別なルールがあって、「選んだ点だけが動いて、選ばなかった点は動かない」という仕組みになっています。
だから図形全体を選んでしまうと、すべての点が動いてしまって、結局ただの「移動」と同じことになっちゃうんですね。
一部だけ伸ばすには、**動かしたい側の点だけをうまく選ぶ**のがコツです。
そのために必要なのが、IJCADならではの選択方法をちゃんと理解することなんです。
2. 「交差選択」と「窓選択」って何が違うの?
ストレッチを使いこなすには、マウスのドラッグ方向で変わる2つの選び方を知っておく必要があります。
それが「交差選択」と「窓選択」です。
画面に出てくる枠の色が違うので、すぐに見分けられますよ。
窓選択(青い枠)
画面の**左から右**にマウスをドラッグすると、青い実線の枠が表示されます。
これが「窓選択」です。
窓選択は、青い枠の中に**完全に入っている図形だけ**を選びます。
ストレッチのときにこれを使うと、図形全体が選ばれてしまって、ただの移動になっちゃいます。
交差選択(緑の枠)— これが重要!
画面の**右から左**にマウスをドラッグすると、緑色の破線の枠が表示されます。
これが「交差選択」です。
交差選択は、緑の枠の中に完全に入っている図形だけでなく、**枠に少しでも触れている図形も**選んでくれます。
**ストレッチを使うときは、この緑の枠(交差選択)が絶対に必要です!**
緑の枠で伸ばしたい側の点だけを囲んで、動かしたくない側は枠の外に出しておく。
そうすると、緑の枠に入った点だけが動いて、外に出ている点は動かないので、図形の一部だけが伸び縮みするんです。
3. ストレッチの正しい使い方を覚えよう
それでは、実際の操作手順を見ていきましょう。
ステップ1:ストレッチコマンドを実行
リボンメニューやツールバーから「ストレッチ」のアイコンをクリックするか、コマンドラインに「S」と入力してEnterキーを押します。
ステップ2:交差選択で図形を選ぶ(ここが一番大事!)
「図形を選択」と表示されたら、**右から左**にマウスを動かして、**緑色の枠**を表示させます。
伸ばしたい側の端っこが枠に入るように囲みます。
このとき、**動かしたくない反対側の端は絶対に枠に入れないで**ください。
枠が図形をサッと横切るイメージです。
選び終わったら、Enterキーか右クリックで確定します。
ステップ3:基点を決める
「基点を指定」と出てきたら、図形のどこか(角や端っこなど)をクリックします。
これが伸ばすときの基準点になります。
ステップ4:伸ばす・縮める
マウスを動かして、伸ばしたい方向へ移動させます。
**ポイント:** F8キーを押して「直交モード」をオンにしておくと、まっすぐ水平・垂直に伸ばせて便利です。
最後に、伸ばしたい長さを数字で入力するか、好きな位置でクリックすれば完成です!
4. うまくいかないときのチェックリスト
正しくやっているつもりなのに、なぜかうまくいかない…そんなときは、次のポイントを確認してみてください。
☑ 図形が「ブロック」になっていないか
複数の線がひとかたまりの「ブロック」として登録されていると、ストレッチで一部だけ変えることができません。
そんなときは「分解(EXPLODE)」コマンドで、図形をバラバラにしてから試してみましょう。
☑ 青い枠(窓選択)やクリックで選んでいないか
何度も言いますが、ストレッチには**緑の枠(交差選択)**が必須です!
クリックで選んだり、左から右へドラッグして青い枠を出していたら、それが失敗の原因です。
必ず**右から左へドラッグして緑の枠**を表示させてください。
☑ 寸法線も一緒に選んでいるか
図形に寸法が付いている場合、図形だけ伸ばして寸法を置いてけぼりにすると、後で修正するのが面倒です。
緑の枠の中に、図形の端だけでなく、**寸法線の端っこ(寸法補助線の起点)も一緒に入れて**選ぶようにしましょう。
そうすると、図形が伸び縮みしたときに寸法の数字も自動で更新されて、とっても便利です。
まとめ
ストレッチコマンドは、慣れればすごく使いやすい機能です。
**「緑の枠で動かしたい部分だけを選ぶ」**というルールさえ覚えてしまえば、図面の修正がグッと楽になりますよ。
ぜひ何度か練習して、自分のものにしてくださいね!
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